45
昼の百物語

茂原の古書店

45話 / 100話まであと55

1分で読めます

茂原駅から徒歩十分、住宅街の中にひっそりと古書店がある。店主は元国語教師。退職後に自宅の一階を改装して開いた。棚には郷土史の本が充実している。「茂原のことを書いた本は、茂原で売りたい」。客は少ないが、遠方から郷土資料を求めて訪ねてくる研究者もいる。本は、土地の記憶を運ぶ船だ。

#古書店#郷土史#