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ホームストーリー百物語_壱第5話
第5話
夜の百物語

同じ顔

第5話 / 100話まであと95話

2026/4/16約1分で読めます

茂原七夕祭りの帰り道の話だ。

人混みを抜けて、少し静かな通りに出たとき、違和感に気づいた。

同じ顔の人間が、何人もいる。

最初は気のせいかと思った。だがすれ違う人、通りの向こうに立っている人、どれも同じ顔をしている。

しかも、全員がこちらを見ている。

足を速める。

一人が近づいてくる。

同じ顔のまま、笑っている。

その瞬間、目の前で——消えた。

音もなく、跡形もなく。

気づくと、周囲には普通の人しかいなかった。

だがあのときの「顔」は、今でも忘れられない。

どこかでまた見かける気がして。

#茂原七夕祭り,人混み,同一人物,消失,異常

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