本納駅で最終列車を待っていた男が体験した話。ホームに誰もいないはずなのに、背後から規則的な足音が近づいてくる。振り返っても誰もいない。足音は男のすぐ隣で止まり、ベンチが軋んだ。まるで誰かが座ったかのように。最終列車が来るまでの十五分間、男は隣の「誰か」と並んで座り続けた。電車に乗り込む際、ホームを振り返ると、ベンチに白い影が座っていた。
第5話
夜の百物語
本納駅の最終列車
第5話 / 100話まであと95話
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#怪談#本納駅#電車
第5話 / 100話まであと95話
本納駅で最終列車を待っていた男が体験した話。ホームに誰もいないはずなのに、背後から規則的な足音が近づいてくる。振り返っても誰もいない。足音は男のすぐ隣で止まり、ベンチが軋んだ。まるで誰かが座ったかのように。最終列車が来るまでの十五分間、男は隣の「誰か」と並んで座り続けた。電車に乗り込む際、ホームを振り返ると、ベンチに白い影が座っていた。