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ホームストーリー百物語_壱第6話
第6話
夜の百物語

降りるな

第6話 / 100話まであと94話

2026/4/16約1分で読めます

外房の最終バスは、本当に人が乗らない。

あの日も、乗客は自分一人だった。

終点に近づき、降車ボタンを押す。

バスが停まる。

立ち上がった、そのとき。

後ろから声がした。

「まだ降りるな」

はっきりと。

振り返る。

誰もいない。

運転手を見る。

何も言っていない。

そのまま降りた。

バスはそのまま走り去った。

後日知ったが、その停留所の先で、昔事故があったらしい。

もし、あのまま乗っていたら——

何が起きていたのかは、分からない。

#外房,バス,最終便,声,警告,怪異

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