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夜の百物語

早野の森の声

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早野地区の鎮守の森では、夕暮れ時に子どもの笑い声が聞こえることがある。しかし森の中に子どもの姿はない。古老によれば、戦時中にこの森で防空壕が崩れ、数人の子どもが亡くなったという。声は決して怖いものではなく、楽しそうに遊んでいるように聞こえる。だから地元の人は怖がらない。「遊んどるんだよ、まだ」と、老人は目を細めて言った。

#怪談#早野#