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ホームストーリー百物語_壱第4話
第4話
夜の百物語

消えた店員

第4話 / 100話まであと96話

2026/4/16約1分で読めます

深夜のコンビニは、どこか現実感が薄い。

あの日も、茂原の外れにあるコンビニに立ち寄った。客は自分だけ。店員が一人、レジに立っていた。

飲み物を手に取り、レジに向かう。

その途中だった。

店員が、消えた。

一瞬だった。本当に“消えた”としか言いようがない。

レジには誰もいない。奥にも人の気配はない。

呼び出しボタンを押す。

反応はない。

そのとき、ふとレジ横のモニターが目に入った。

防犯カメラの映像だ。

そこには——

自分と、もう一人が映っていた。

自分のすぐ後ろに、誰かが立っている。

振り返る。

誰もいない。

再びモニターを見る。

その“もう一人”が、こちらを見て笑っていた。

商品はそのままにして、店を出た。

あの店には、それ以来行っていない。

#茂原,コンビニ,深夜,防犯カメラ,人影,怪異

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