茂原七夕まつりの夜、商店街のアーケードを歩いていた女性が、飾りの隙間から誰かに見下ろされている気配を感じた。見上げると、七夕飾りの竹の間に、白い着物の女が逆さまにぶら下がっている。目が合った瞬間、女は笑った。女性は悲鳴を上げたが、周囲の人間には何も見えなかったという。翌年から、その女性は七夕まつりに行けなくなった。
第3話
夜の百物語
七夕飾りの下で
第3話 / 100話まであと97話
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#怪談#七夕まつり#商店街
第3話 / 100話まであと97話
茂原七夕まつりの夜、商店街のアーケードを歩いていた女性が、飾りの隙間から誰かに見下ろされている気配を感じた。見上げると、七夕飾りの竹の間に、白い着物の女が逆さまにぶら下がっている。目が合った瞬間、女は笑った。女性は悲鳴を上げたが、周囲の人間には何も見えなかったという。翌年から、その女性は七夕まつりに行けなくなった。