真名地区の山道を登ると、苔むした石仏が十数体並んでいる。誰がいつ彫ったのか記録はない。だが不思議なことに、石仏の前には常に新しい花が供えられている。近隣の住民に聞いても「知らない」と言う。ある写真家が定点カメラを仕掛けたが、花を供える人物は映らず、朝になると花だけが現れていた。
第34話
夜の百物語
真名の石仏群
第34話 / 100話まであと66話
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#怪談#真名#石仏
第34話 / 100話まであと66話
真名地区の山道を登ると、苔むした石仏が十数体並んでいる。誰がいつ彫ったのか記録はない。だが不思議なことに、石仏の前には常に新しい花が供えられている。近隣の住民に聞いても「知らない」と言う。ある写真家が定点カメラを仕掛けたが、花を供える人物は映らず、朝になると花だけが現れていた。