東部台の分譲マンションの一室に、十年以上買い手がつかない部屋がある。不動産業者は「事故物件ではない」と否定するが、内見に来た人は皆、リビングの隅に違和感を覚えるという。ある内見者は「誰かがこちらを見ている気がする」と言い残して帰った。部屋の前の住人は普通の老夫婦だった。ただ、退去の理由だけが記録に残っていない。
第92話
夜の百物語
東部台の幽霊マンション
第92話 / 100話まであと8話
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#怪談#東部台#マンション
第92話 / 100話まであと8話
東部台の分譲マンションの一室に、十年以上買い手がつかない部屋がある。不動産業者は「事故物件ではない」と否定するが、内見に来た人は皆、リビングの隅に違和感を覚えるという。ある内見者は「誰かがこちらを見ている気がする」と言い残して帰った。部屋の前の住人は普通の老夫婦だった。ただ、退去の理由だけが記録に残っていない。