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夜の百物語

大芝の化け猫

61話 / 100話まであと39

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大芝地区には化け猫の伝承がある。江戸時代、庄屋の家で飼われていた三毛猫が十八年生きた後、人語を話すようになったという。「そろそろ去ぬる」と言い残して姿を消した。以来、大芝では三毛猫を特別に大切にする風習がある。猫が長生きすることを恐れず、「あやかりたい」と捉えるこの地域の感性は、独特で温かい。

#怪談#大芝#化け猫