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第52話
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百物語|七夕顛末記 #12:共感だけでは終わらなかった人

紹介から始まり、気づけば“支える側”にいた

第52話 / 100話まであと48話

2026/6/8約3分で読めます

次に声をかけたのは、

はおまりこさんだった。

きっかけはシンプルで、

YEGメンバーからの紹介だった。

最初は、

「こういう企画をやろうとしている」という共有。

そこから話が始まった。

ただ、この人に関しては、

少し違った。

話をすると、すぐに分かる。

単に出演するかどうかではなく、

「この企画をどう成立させるか」という視点で見ている。

ここが大きかった。

普通であれば、出演者は“出る側”だ。

出演する。

パフォーマンスをする。

それが役割になる。

でも、この人は違った。

企画の意図を理解した上で、

「こうした方がいいんじゃないか」という視点が出てくる。

ライブの構成。

見せ方。

細かい流れ。

一つひとつに対して、

現場ベースでの意見が出てくる。

しかも、それが具体的だった。

理想論ではなく、

「実際にやるならどうするか」

そのレベルで話ができる。

これは大きかった。

正直、このフェーズは分からないことが多い。

前例もない。

比較対象もない。

だからこそ、

“経験ベースで話せる人”の存在が効く。

結果として、

出演者という立場を超えて、

——支える側に回っていた

相談する。

意見をもらう。

また調整する。

その繰り返しの中で、

企画の精度が上がっていく。

もちろん、最初からそれを期待していたわけではない。

紹介があって、話をして、

共感してもらえた。

そこから自然とそうなっていった。

でも、振り返ると分かる。

この存在がなければ、

ここまで形になっていなかった可能性は高い。

表に出るのは“出演者”という役割。

でも実際には、

その裏側で支えている部分がある。

今回で言えば、それがこの人だった。

企画というのは、

一人では成立しない。

表に立つ人と、

それを支える人。

その両方がいて初めて、形になる。

そのバランスの中で、

この人は明らかに後者だった。

だからこそ、今回のメンバーに入っている。

#茂原七夕祭り,百物語,怪談ライブ,はおまりこ,出演者,企画,裏側,イベント運営,ドキュメンタリー,プロジェクト

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