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夜の百物語

満月の晩の踊り

消えた盆踊りの記憶

2024/4/201分で読めます

かつて、この村には独特の盆踊りがあった。

満月の晩、村人たちは広場に集まり、夜通し踊り続けた。

その踊りは、誰かに教わったものではなく、

「自然と体が動く」のだという。

戦後、その踊りは途絶えた。

踊りを知る者がいなくなったから、ではない。

「踊ってはいけない理由ができた」からだ。

今でも満月の晩、広場には誰もいないはずなのに、

どこからか、太鼓の音と足音が聞こえてくるという。

#盆踊り#伝承#満月
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