外房線のある踏切で、不思議な噂がある。
最終電車が通過した後、深夜2時頃に、
踏切の警報機が鳴ることがあるという。
「電車なんか来ないのに、カンカン鳴るんだ」
ある夜、それを確かめようとした人がいた。
警報機が鳴り始め、遮断機が下りる。
でも、線路には何も見えない。
ただ、風だけが、何かが通り過ぎるように吹いていったという。
最終電車の後に
第16話 / 100話まであと84話
外房線のある踏切で、不思議な噂がある。
最終電車が通過した後、深夜2時頃に、
踏切の警報機が鳴ることがあるという。
「電車なんか来ないのに、カンカン鳴るんだ」
ある夜、それを確かめようとした人がいた。
警報機が鳴り始め、遮断機が下りる。
でも、線路には何も見えない。
ただ、風だけが、何かが通り過ぎるように吹いていったという。