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夜の百物語

海辺の灯台守

忘れられた約束の物語

2024/1/201分で読めます

外房の岬に立つ古い灯台。その灯りは百年以上、漁師たちの帰りを待ち続けてきた。

かつてこの灯台には、一人の守り人がいた。彼は毎晩、決まった時刻に灯りを灯し、海を照らした。

嵐の夜も、凪の夜も、一度も欠かすことなく。

地元の漁師たちは語る。

「あの灯りが見えれば、必ず帰れる」と。

しかしある日、灯台守は姿を消した。

それでも不思議なことに、灯りだけは毎晩、灯り続けているという...

#灯台#伝承#
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